「親自身の幸せを忘れたくないよね」

スタッフと保護者さんで

「レジリエンスの未来を語る会」と題してお話会を開催しました。

このお話会も9回目になりましたが

今回はチーム外部からファシリテーターとして

岡野恭介さんに参加してもらいました。

安心安全な場作り、質問と深堀と整理、限定したり拡散したり

岡野さんのファシリテートのおかげでいつも以上に対話が盛り上がり気付けば3時間。

1人の保護者さんの悩みごとに対して周りの保護者さんが共感したり

「親自身の幸せを忘れたくないよね」と

お互いのウェルビーイングを確認し合う姿に胸が熱くなりました。

様々な特性を持つ子どもたちを育てる保護者さん

その悩みをチームで共有して、更にチームとして社会に発信していくこと

制度や仕組みや価値観

それらを変えることは簡単とは言えないけど少しづつ行動を起こします。

そして翌日は<パラサッカー交流大会>にレジリエンスの子どもたちと参加

自分の思いを伝えること、仲間の思いを聴くこと

楽しそうじゃない仲間を観て声をかける姿

サッカーは人を成長させてくれる!

社会的マルトリートメント予防 勉強会開催しま〜す!

沢山の方に参加してもらえたら嬉しいです。

<日時>2024年10月6日(日) 13時30分〜17時(開場13時)

<場所>やわらぎホール1F大ホール

    滋賀県東近江市躰光寺町254−3

<参加費>大人1000円 20歳以下無料

<講師>武田信子さん

子ども見守りスタッフも居ますよ〜

参加申し込みフォーム https://forms.gle/qCP5UZ3oz7VxmVRr6

地域の様々な団体の方と繋がる中で、それぞれの課題の「根っこ」にあるものは共通していて

それは社会の価値観で、言い換えると「世の中のあたりまえ」

〜でなければならない

〜すべき

みたいな世の中の規範と、それに従えない、従わない、できない自分

そこに葛藤や生きづらさが生まれて、それは社会課題にも繋がっている。

(世の中のあたりまえにも素敵なあたりまえがあるし、葛藤があるから人は成長できるし、複雑性は大切だし、すべてを否定しているわけではありませんので〜)

すぐに何かが大きく変わることは少ないけど

みんなで少しずつ行動を起こしていけたら素晴らしい未来を創れるはずですよね。

みんなでちょっと真面目に

みんなでちょっとふざけて

みんなで思いっきり楽しい学びの時間に。

問題を解決できなくても大丈夫という経験

今年も夏休み合宿を開催しました。

みんなが楽しく過ごすためにはどうしたらいいのか?

今回はそれだけを伝えて、あとはいつものように子ども達におまかせ。

いろんな場面で意見の対立が起こります。

子ども達だけで解決できるものもあれば、スタッフに助けを求めたり、うまく言葉で伝えられず感情を爆発させたり。

「大人として、介入するからには何とか解決まで導きたいし、できるなら早く解決してスッキリしてもらいたい」

そうは思っていても、実際にはすぐに解決出来ないことや、時間がかかりそうだなと感じる事も。

そんな時は、子ども達の話を聴きながら、うまくいかないことを一緒に味わいます。

「なかなかうまくいかないね〜」「たいちゃんもどうしたらいいか悩むな〜」

人生の中で、めちゃくちゃ苦しくて、問題は解決しないままだったけど、気付いたらどうにかなっていた みたいな経験って、きっと誰にでもありますよね。

<問題を解決できなくても大丈夫>

そういう経験を子ども達にして欲しいから、うまくいかない感情を一緒に味わえる大人でありたいと思います。

レジリエンスのチームアドバイザー 児童精神科医 三木崇弘先生の言葉です↓

果たして問題とは「そもそも解決しなければならないんだろうか?」という哲学的な問いに辿り着きます。

今の子ども達と大人を見ていると、みんな「問題は解決しないといけない病」にかかっているような気がします(自分も含めですが)。

この考えの怖いところは、問題が解決できないときに、人生にものすごくヤバいことが起きているような錯覚に陥るところです。

でも人生って、トラブルや解決できないことが割と沢山あります。

このどうにもならない状況でも、僕も皆さんも何とか生きています。

この「問題はある。解決しない。でも大丈夫」という感覚って、実は結構大事なんじゃないかと思っています。

(株)井田自動車さんがスポンサーに!

この度、(株)井田自動車さんが、共創パートナー(スポンサー)として

東近江FCレジリエンスの活動をサポートしてくださることになりました。

東近江市幸町で自動車の販売整備の事業をされている井田自動車さん

障がいを持つ方のグループホーム「ココカラ」も作られていて

レジリエンスの活動にも共感してくださったことで

今回、スポンサーを快く引き受けてくださいました。

「我が子が障がいがあってね。何かせなあかんと思ってグループホームを作ったんよ〜」

井田さんの言葉には豪快さと愛が詰まっていました。

素晴らしいパートナーさんとのご縁に感謝です。

東近江FCレジリエンスでは、子ども達の輝ける未来を

共に創ってくださる共創パートナーを募集しています。

詳しくは、こちらのホームページメニューの「スポンサー」よりご確認ください。

「いんくるフェス東近江2024」開催しました〜

東近江FCレジリエンス、東近江市、社会福祉協議会の共催で

<いんくるフェス東近江2024>〜あらゆる人が繋がれる日に〜

沢山のみなさんのご協力のおかげで無事に開催することができました。

当日は、およそ500人のみなさんが参加してくださり、スポーツを通してゆる〜く繋がれる素晴らしい時間になりました。

スタッフみんなで考えた最上位目標

「参加者みんなが安心感を感じられて楽しかったと思える1日にすること」

地域に暮らす誰もが困ったときに安心して助けを求められる、そんな地域にしていくために

【こんな雰囲気っていいよね】を感じてもらいたい。

このイベントを開催したからといって大きく何かが変わるわけではないけど

【こんな雰囲気っていいよね】を感じてもらうことで

少しだけ当事者意識が生まれて

どんな地域にしたい?っていう問いみたいなものが芽生えたなら嬉しいことです。

いんくるフェス東近江に関わってくださったすべての皆様に感謝を。

ありがとうございました!

「いんくるフェス東近江2024」に向けて

2024年6月2日(日)滋賀県東近江市にある布引グリーンスタジアムで

レジリエンス主催のイベントを開催します!

その名も

【いんくるフェス東近江2024】〜あらゆる人が繋がれる日に〜

地域のあらゆる人が、障がいがあっても無くても、幼児からお年寄りまで

みんなでゆる〜く身体を動かしながら、お互いを理解し合って繋がる時間

インクルーシブな社会ってどんな社会なんだろう?

そんなことに思いを巡らすきっかけになればと思っています。

ボランティアスタッフみんなで考えた目的と最上位目標がこれです。

<目的>

スポーツを通して地域のすべての人が自然に相互理解を深め

誰一人置き去りにしない地域を作る その方向性の探究

<最上位目標>

参加するすべての人に安心感を感じてもらう

スタッフ、出演者全員で楽しみながら

参加した人それぞれが楽しかったと思える1日にする

共催は、東近江市スポーツ少年団事務局と東近江市社会福祉協議会さん。

最高のスタッフが集まってくれたけど

お金だけが足りません(笑)

目標金額は70万円

みなさんからの寄付に頼ることになりました。

自分が研修に行ってきたオランダでは、地域の企業が様々なイベントを協賛していて

そのお金が地域の繋がりを深めたり、社会課題の解決に役立っていました。

今回のイベント【いんくるフェス東近江2024】が

地域の沢山の人に支えられて開催できたなら本当に嬉しいことです。

みなさん!ぜひ遊びにきてくださいね〜

↓こちらから寄付のお申し込みができます

「いんくるフェス東近江」開催のための寄付フォーム

ごちゃ混ぜサッカー大会

新年あけましておめでとうございます。

今年最初のイベントとして、「ごちゃ混ぜサッカー大会」を開催しました〜

地域のスポーツ少年団の子ども達とレジリエンスの子ども達、保護者さんやサッカーコーチ

みんなでチームを決めて、ひたすらサッカーを楽しみました。

更に、元レイラック滋賀FCの国領一平選手と嘉茂良悟選手が参加してくれたことで

子ども達だけでなく大人のモチベーションが高い(笑)

慣れない空間が苦手なレジリエンスの子ども達がどうなるのか?

そんな心配もありましたが、子ども達って凄いですよね〜

名前を聞き合ったり、ルールを説明し合ったり

お互いを少しずつ理解しようとする姿が。

あらたまった硬い感じの福祉の場で、対話を通して障がい理解を深めるよりも

スポーツを通してお互いを理解することって

身体も心もほぐれて柔らかくなっていて、無理がなく自然に進んでいきます。

終わった後にみんなが「楽しかった〜!またやって〜!」と言ってくれたので

第二回の開催も早速考えまーす!

今年も東近江FCレジリエンスをどうぞよろしくお願い致します。

講演会&お話会を開催しました

東近江FCレジリエンス主催

東近江三方よし基金さん後援

働き暮らし応援センターの野々村光子さんの講演&お話会を開催しました。

「チームの保護者さんと野々村さんとを繋げたい」

そんな個人的な思いから今回の開催を決めました。

当日は、チームの保護者さんだけでなく、沢山の方が参加してくださいました。

(遠くは、神奈川や福岡からの参加には驚きました)

野々村さんだからできる環境作りや人との関わり

そこにはいくつものストーリーがあって

人が好きで、人を信じていて、根底に流れているのは愛でした。

参加してくれた小学生からの「障がいって何ですか?」の質問に

少し考えてから「応援が集まること」って答えた野々村さんの顔は嬉しそうでした。

参加してくださっった皆さんで、感じたことや疑問をシェアしながら

それぞれが問いを持ったり、自分に何ができるかを考える空間。

野々村さんとは違う形の、地域の新しいプロフェッショナル

そんな存在が生まれる可能性を感じました。

参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

感情を出すことは… お泊まり会開催しました〜

感情的にならず理性でコントロールすることは、本当に良いことなのか?

2023年11月18日から1泊2日でお泊まり会を開催しました〜

子ども達でカレーの材料を買って、調理当番を決めてカレー作り。

そんな中、ビンゴ大会では色んなドラマがありました。

自分が欲しい景品が先にビンゴした他の子に取られていく(笑)

大声で「クソー!」と怒りを出して泣き叫んだり

「俺のだ返せー!」と追いかけ回したり

床に倒れて涙と鼻水で悲しみを表現したり

スポーツ少年団のサッカーや小中学校での福祉授業を通して

沢山の子ども達と関わる機会の中で

感情を外に出さず、自分の中で何とか消化しようと抑圧する子ども達の姿を何度も観てきました。

「今、どんな気持ち?」と聴いても、普段は言語化できる子が黙ってしまう。

感情を抑えて蓋をし続けていたらどこかで苦しくなってしまいますよね。

障がいを持つ子ども達の感情を思いっきり外に出す姿は

時に危険であったりもするけれど

人間らしいなぁと晴れ晴れした気持ちになったりもします。

もちろん、感情的になり過ぎたり、強度行動障害などには適切な支援が必要です。

子ども達に

感情を抑えることだけじゃなく

感情を出した後の切り替えや、感情を柔らかく出す方法

そんなことを伝えていけたらいいなぁと思います。

レジリエンスのチームアドバイザー 児童精神科医の三木崇弘先生の言葉

「感情を出して丸める」

深い言葉ですよね〜

まだまだ学ぶことがあって幸せです。

お泊まり会、スタッフや保護者の皆さん、ボランティアの皆さん、施設管理の皆さん

本当にありがとうございました。

みなさんのおかげで子ども達に最幸の環境を提供できました。

子ども達の成長も沢山観られました!

宮川バネ工業さんが共創パートナーに!

この度、宮川バネ工業株式会社さんが、東近江FCレジリエンスの共創パートナー(スポンサー)として活動をサポートしてくださることになりました。

宮川バネ工業さんは、東近江市愛東地区の工場で、板バネを中心に金属部品の製造をされていますが、

平成20年には、障がい者雇用優良事業所知事表彰

平成29年には、ユースエール認定(公的なホワイト企業認定)

令和5年には、もにす認定(障がい者雇用に関する優良な中小企業に対する認定)

など、障がい者雇用において先進的な取り組みを続けてこられた企業さんです。

社長の宮川草平さんの言葉

「会社は人が幸せに生きていくためにある。利益を上げることはその手段であって、仕事が人間を不幸にしてはいけない」

綺麗事ではなく、実際に行動を起こしながら修正を続けられている姿にリスペクトを感じます。

レジリエンスにとって最幸のパートナーさんとのご縁に感謝です。