感情を出すことは… お泊まり会開催しました〜

感情的にならず理性でコントロールすることは、本当に良いことなのか?

2023年11月18日から1泊2日でお泊まり会を開催しました〜

子ども達でカレーの材料を買って、調理当番を決めてカレー作り。

そんな中、ビンゴ大会では色んなドラマがありました。

自分が欲しい景品が先にビンゴした他の子に取られていく(笑)

大声で「クソー!」と怒りを出して泣き叫んだり

「俺のだ返せー!」と追いかけ回したり

床に倒れて涙と鼻水で悲しみを表現したり

スポーツ少年団のサッカーや小中学校での福祉授業を通して

沢山の子ども達と関わる機会の中で

感情を外に出さず、自分の中で何とか消化しようと抑圧する子ども達の姿を何度も観てきました。

「今、どんな気持ち?」と聴いても、普段は言語化できる子が黙ってしまう。

感情を抑えて蓋をし続けていたらどこかで苦しくなってしまいますよね。

障がいを持つ子ども達の感情を思いっきり外に出す姿は

時に危険であったりもするけれど

人間らしいなぁと晴れ晴れした気持ちになったりもします。

もちろん、感情的になり過ぎたり、強度行動障害などには適切な支援が必要です。

子ども達に

感情を抑えることだけじゃなく

感情を出した後の切り替えや、感情を柔らかく出す方法

そんなことを伝えていけたらいいなぁと思います。

レジリエンスのチームアドバイザー 児童精神科医の三木崇弘先生の言葉

「感情を出して丸める」

深い言葉ですよね〜

まだまだ学ぶことがあって幸せです。

お泊まり会、スタッフや保護者の皆さん、ボランティアの皆さん、施設管理の皆さん

本当にありがとうございました。

みなさんのおかげで子ども達に最幸の環境を提供できました。

子ども達の成長も沢山観られました!